家づくりに風水や家相を取り入れるなら、できるだけ避けた方が良い土地、
についてご紹介します。
土地は一度取得してしまうと、気に入らないからといって簡単に手放すことが難しいものです。
土地の凶相を家相で補えることもありますが、今回ご紹介する3つは凶意が強く、建物で補うことが難しいため、購入する際には特に気を付けてください。
1.T字路の突きあたりは凶
T字路の突き当り(どんつき、どんたく)にある土地は、路殺・路冲殺とも呼ばれ、道路から「殺気」がダイレクトにぶつかってきやすいため、運気が停滞したり、病気にかかりやすかったり、家が衰退しやすいと言われています。
T字路以外でも、往来の突き当りは凶なので、Y字や曲がり角(クランク)付近の道路に突き当たる土地も避けた方が良く、道路が直射する位置に、門や玄関を配置するのは大凶です。
家の中から玄関を開けたら目の前に道路が伸びている、という状況です。
実際に車が突っ込みやすい状態ですから、事故が起きやすく、うちの近所のT字の突き当りにあったアパートは火事になりました。
間口が極端に狭い土地や、旗竿地のように接道面が少なく、奥まったところにある土地は、良い「気」が入りにくいのですが、とは言え、道路から真っすぐダイレクトに入るのは、「気」のエネルギーが強すぎて、逆に凶となるのです。
路殺の土地に止む無く建築する場合は、できるだけ道路が突き当たる部分を塀で塞ぎ、道路からずらした位置に門や玄関をプランニングしましょう。それができないようなら、その土地は諦めた方が無難かもしれません。
2.袋小路の末端は凶
通りから奥まっていて、クネクネと細い道に入り込まないと辿り付けないような、ドン詰まりにある土地や、袋小路の末端にある土地(死巷・死路)は、気の流れが停滞し、吹き溜まりとなってしまうため、風水や家相的にはよくありません。
昔から栄えているような街や区画整理から外れた地域は、ちょっと通りから中に入ると住宅が密集していて、袋小路になっていることがあります。
袋小路になっていると通り抜けができないため、車や人の出入りが少なくて静かな気もしますが、袋小路の末端(突きあたり)にある家に住むと、人生まで袋小路になりやすく、迷いが多くなったり、壁にぶつかりやすいと占います。
人気のある街は、このような条件の土地しか売りに出ていなかったり、このような悪条件の土地しか手が出せないのかもしれませんが、 駅や学校に近いとか、買い物に便利な場所であっても、家相や風水が気になるなら避けるべきでしょう。
特に、細い道+くねくね+袋小路の末端+周囲に家が密集しているという土地は、絶対に避けた方が賢明です。
細い道+くねくね+袋小路+家が密集している場所は、昔からその付近に住んでいる人ならまだ良いのですが、新参者が入ると何かとトラブルを抱えやすいので、土地を新たに購入するなら、できるだけ気が流れやすい地域を選ばれる方が良いと思います。
また、このような街は、旗竿地や前面道路が細いことも多く、今の法律では建て替えが出来なかったり、小さな建物しか建てられず、土地のスペースを有効に使うことができないという欠点もあります。
少し奥まった土地はお金が貯まりやすい
奥まった土地は良い「気」が入りにくいのですが、とは言え、交通量の激しい大通り沿いや、目印になるくらいのポツンと一軒家も避けましょう。
会社や店舗は別ですが、人や車の通りが激しすぎるところに住まいを置くのは、良い「気」が奪われますし、風水的には、大通りから1~2本ほど入ったところがベストです。
また、大通り沿いよりも少し奥まっている場所に暮らす方が、お金が貯まりやすいとも言われています。
しかし、持って生まれた運勢によっては、裏通りに住みたくても表通りにしか縁がない人や、その逆もあるようですので、こちらは可能な限りで結構です。
3.道路や河川のカーブの外側は凶
T字の突き当りと同じく同じく、強い「気」が、ダイレクトでぶつかってきやすい、道路のカーブの外側にある土地も避けましょう。(路弓・路弓殺)
また、河川も同じです(水殺)。水難、争い、事故が起こりやすいと占います。
T字路と同じで、カーブを曲がり切れない強いエネルギーが、外側にはみ出してぶつかって来るからです。高架になっている高速道路や電車のカーブの外側も同じです。
カーブの外側は、実際に事故も起こりやすいので避けた方が無難です。
逆にカーブの内側は、世の中から守られるという意味で吉になります。