家相、風水は必要か?風水や家相に振り回されてしまった時

家相や風水を取り入れた家づくりをしようと、複数のサイトを見たり、いろいろな先生の本を勉強すると、

「言ってることが全然違う!」
「どれを信頼すればいいのか、わからない!!!」

と混乱することがあると思います。

本当に風水や家相は必要なものなのでしょうか?

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家相や風水は、流派によって解釈が大きく異なることも!?

家相や風水というのは、流派や先生によっても解釈が違うことがあります。

風水にしても家相にしても、遡れば本流があるはずでしょうが、なんせ大昔からあるものですから支流は多数存在し、師匠から弟子に受け継がれてきた過程で、経験から得た新しい解釈が付け加えられ、的中率を高めようと時には複数の占術を合体させ、混ざり合って変化して今に至っている訳で、流派や先生によって解釈や教え方が異なります。

しかし、どれが正しいのか・間違っているのかは、簡単に判定できるものではありませんし、風水や家相なんてものは、もともと明確な答えがでるものではない、曖昧なもの!という認識でいなければ、振り回されるばかりでいつまで経ってもプランは決まらず、家は建ちません!

どれを信じるかは人それぞれで、ご自身の心に響いたものを実践すればよいのだと思います。何を信じるか・信じないかは個人の自由ですから。

また、疑念を抱きながら家づくりを進めても、建築後も”もやもや”と心にしこりが残るようでは安心感は得られず、これでは風水や家相に頼る意味がありません。

悪事を働いても、家相や風水が最高の家に住めば安泰!ということはあり得ませんから、結局は、住んでいる人の行いが悪ければ不幸になることもあるのです。

「家相や風水なんて、所詮気休めであり、どれも怪しい・胡散臭い」と感じるなら、家相も風水も気にせずに、自由な家を建てたらよいのです。

様々な情報に振り回されて、一体何が正しいのか、何を信じていいのかわからなくなることがありますが、大事なのは住む人が心穏やかに安心して暮らせる家を作ることです。

どうかそれを見失わないでください。

占いの類は、どっぷりと漬からずに適度な距離感を保つことが大切です。矛盾とぶつかっても、「所詮占いだから」と受け流すこと!

白黒はっきりさせたいタチで、簡単に受け流せないなら、できれば家相や風水には関わらないのが賢明だと思います。

家相や風水にこだわる必要があるのか?

また、それ以前に、風水や家相を気にしなければ、もっとオシャレで住みやすい間取りが作れるのは確かです!

家相では土地や建物の「欠け」や「張り」を気にするため、変形地では家相的に良い家を作ることが難しくなるため、できるだけ避けるようにオススメしています。

小さな敷地に建てる狭小住宅も、家相を気にしていてはプランニングが成り立ちませんから、家相にこだわるなら避けた方が良いでしょう。

しかし、変形地や狭小住宅なら予算内で購入できるのに、家相を切り捨てられないばっかりに、住みたい街を諦めなくてはならなくなるかもしれませんし、資金が余分に掛かってしまうこともあります。

間取りについても、門や玄関、水回りの位置にも制限があって、あれもダメ、これもダメがたくさんあるのです。

それを忠実に守ると使い勝手の悪い間取りになってしまったり、「欠け」や「張り」ばかりを気にしていると、外観に凹凸があるデザイナーズ住宅のようなオシャレな家には住めずに、凹凸の少ないのっぺりとした家にせざるを得なくなる場合も。

多少、間取りが使い辛くて住みにくくても、垢ぬけていなくても、お金が掛かっても、それでも風水や家相にこだわった家を作るか否か!

ちなみに私は家相を捨てきれないタイプの人間です。どんなに立派でオシャレな家であっても、家相が悪いとそれが気になって心穏やかには暮らせないからです。

よって、 誰が何と言おうと、私にとって家相は重要なことなのですが、もちろん皆さまに強制する気はありません。

「風水や家相なんて時代遅れの迷信!!」と、家相や風水を信じずにマイホームを購入しても、幸せに暮らしている人はたくさんいますし、大事なのはその家に住む住人が何を優先するかに尽きるのです。

これを読まれた皆様は、ご自分やご家族が安定した気持ちで暮らすために、こだわりたい部分をよくよく考えて、後悔のないマイホームを手に入れてくださいね。

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