マイホームを建てるための土地選びで、「風水や家相、地相が気になるけど、何をどう気を付ければいいのか全然わからない!」という人向けの記事です。
マイホーム作りは、人生に一度あるかないかの一大イベントですから、絶対に失敗したくないものです。
普段は占いや風水に興味がない人でも、もしも誰かにご自分の購入した家の家相や風水が良くない!と指摘されてしまったら、いい気はしませんし、それを知った途端に欠点があるように感じてしまい、愛着が持てなくなることもあります。
そうならない為にも、ここでは地相・家相・風水の観点からの「土地選び」のポイントをご紹介しますので、家づくりに役立てて頂きたいと思います。
ちなみに「地相」とは、土地の形状や方位、土地の高低など、いわゆる土地の見た目によって吉凶を占う相術になります。
相術というと手相や人相が有名ですが、土地にも「良い相」と「悪い相」があるのです。
大昔の中国では、地相のことを風水と呼んで、もともとは身分の高い人のお墓の吉凶を占う所から始まったものなのですが、五行の思想である「四神相応」に叶った理想的な墓地を探し求める風水が、徐々に発展して、都造りに取り入れられるようになり、次第にそれが「宅相」となって一般の住宅にも用いられるようになったのだとか。
よって、良い土地を探し求めることこそが、風水の第一歩なのです。
土地の問題は、インテリアの変更やリフォーム・建て替えでは対処が難しい深刻な場合もあって、問題解決が難しい時は、最悪、「引っ越す!」という選択しかないこともあります。
現実的に考えて、引越しは簡単にできることではありませんから、風水や家相を気にする人は、最初の土地探しの段階で、出来るだけ凶の要素を排除しておくことをおススメします。
マイホームは高い買い物ですから、特に土地選びは慎重になってください。
参考 マイホームを手に入れるには、運勢的な「時期」も大切です。宜しければ 家を買うタイミングを占い(四柱推命)で決める も参考にしてください。
目次
1.土地の地形や形状的な吉凶、良い家相を作りやすい土地選びのポイント
地相の良い土地とはどんな土地なのか。環境的な問題もあれば、土地の形状(張りや欠け)によっての吉凶もあります。
また、家相の良い家を作るには、良い家相を作りやすい土地を選ぶことが一番の近道です。土地選びの段階で「道路付け」を気にすることで、後々スムーズなプランニングが可能です。
2.売地・売家の情報や資料でチェックするポイント
売地・売家の情報や資料で、必ず見て欲しいポイントをご紹介します。
マイホームを建てる土地を探す際には、不動産の情報誌やフリーペーパーなどの広告を見たり、インターネットで閲覧するのが一般的ですが、これを知っておけば、無駄な現地見学をしなくて済みますから、時間も節約できます。
3.現地調査で確認する家相・地相的なポイント
良さげな土地が見つかって、実際に不動産屋さんを訪ねたり、現地に赴いた際にチェックする項目になります。
一番最初にその土地を訪れた時の直感は、何よりも大切にしてください。
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【おまけ】人気のある街は画数も良い!
これは風水や家相とは関係ありませんが、姓名判断を勉強していた時に、”栄える街”というのは画数も良いことが多いと感じました。
なので、いくつかの候補地の中で迷ったら、地域名や町名の画数で判断してみるのも一つの方法です。
“人の気”と書いて「人気」ですから、人気のある町は良い「気」も集まるのです。
とは言え、既に人気のある街はブランドのようになって、土地の売り出し価格もお高いですから、なかなか手が出るものでありません。
でも、十年前まではマイナーだった街が、あれよあれよと人気の街になることもありますから、まだ価値が低いうちに、いち早くそんな街に移り住むことが出来れば最高ですね。
「地相を考慮した土地選び」のまとめ
かなり絞ってご紹介したつもりなのですが、記事にしてみると気を付けるポイントが多すぎて、途方に暮れるかもしれませんが、良い家を手に入れるためには出来るだけ妥協せずに、時間をかけてよい土地を見つけてくださいね。
最後に、ご紹介したものを一覧にまとめておきます。
- 北に山や丘があり、東に川が流れ、南には海や平地が広がり、西に交通が発達している「四神相応の地」には良い「気」が集まる
- 南もしくは東が低く、北もしくは西が高い土地は吉で、逆は凶
- 四方を山や高い建物に囲まれた場所や、逆に小高い丘の上に住まいを作るのは凶
- 近くに河川がある場合、東側が最高で西側も吉だが、北と南は凶
- ドブ川や、流れのない川は、どの方角でも凶
- 敷地のすぐ隣りに河川が流れているのは凶。川幅以上の距離は離れている所を選ぶ
- 道路や用水路や川に四方を囲まれている土地は大凶、三方道路も凶、二方向を道路で挟まれている土地も凶
- 家相では玄関の位置は重要で、鬼門(北東)または裏鬼門(南西)に玄関を作らなければならないような土地は避けるべし
- 東南・南・東・北西に玄関が作れるかどうかを考えて土地を決めるとよい。北道路、西道路、北東(鬼門)道路、南西(裏鬼門)道路は、家相的に良いプランニングをすることが難しい道路付けのため、避けた方が無難。角地や南道路、東道路の土地を選ぶことで玄関の位置で悩まずに済む。
- 旗竿地や、ウナギの寝床のような細長い土地など、接道部分が少ない土地は「気」が入りにくいため避けるべし
- T字路の突き当りや、道路が直視する位置にしか門や玄関を設置できない土地は避けるべし
- 通りから奥まっていて、クネクネと細い道に入り込まなければ辿り付けないような土地や、袋小路の末端にある土地は避けるべし
- 道路や河川のカーブの外側にある土地は避けるべし
- 交通量のかなり激しい大通り沿いや、目印になるくらいのポツンと一軒家も避ける、大通りから1~2本入るくらいの場所が吉
- 敷地の形は、南北に長い長方形を縦長に使うのが理想的で、次に良いのは東西に長い土地
- 少々の張欠なら家相で補える場合もあるが、できるだけ「張り」や「欠け」がある変形地(不整形地)は、避けるべし
- 土地に「欠け」のある方位が北東(鬼門)・南西(裏鬼門)なら避けるべし
- 三角地は大凶
- 台形の土地は、前が狭く後ろが広い土地なら末広がりで繁栄するが、逆は凶相
- 台形の土地の場合、生活する土地が矩形になるように区切って使う
- 角地の角を「すみ切り」してある土地は、欠けた部分の近くに植物を植えると安心
- 建物は道路と平行に建てるのがベストだが、道路の付き方に応じて臨機応変に!
- 周りの家との調和も大切にする。目印になるくらい目立ったり、調和を乱すことも風水・家相では凶
- 過去に自殺や事故があった物件は選ばない
- 墓地跡・古戦場跡・刑場跡・神社仏閣跡・祠や地蔵があった場所は避けるべし
- 警察や病院、消防署の近くに住まいを置くことは避けるべし
- 鉄塔の近くは避けるべし
- 間口に掛かる位置に電柱や街路樹がある場合、移設できない時は避けるべし
- 隣家の「角」が自分の敷地を直撃している時は注意
- ゴミ捨て場、ゴミ屋敷の近くは避けるべし
- 土壌汚染が疑わしい場所は避けるべし
- 日当たりの悪い場所は避けるべし
- 川や池を埋め立てた場所や、水はけの悪い土地は避けるべし
- 「東」「南」「東南」は運気を上げる上で大切な方位なので、工場の煙や家畜の臭い、騒音などの問題で、その方位の窓が開けられないような環境は避けるべし
以上、長文を最後までお読みいただきましてありがとうございました。